千年狐 三 ~干宝「捜神記」より~ネタバレ☆いよいよ核心!?

漫画
出典:アマゾンアソシエイト

さて、今回紹介する「千年狐」は古代中国の晋時代が舞台の漫画です。

なんだ中国か興味ねえわ、と思った方へ。
あなたは時代考証がきちんとした・美しい絵で丁寧に描かれた・鋭い切り口で魅せる・
ギャグ漫画はお好きでしょうか?

もしくは精悍な男や・綺麗な女や・力ある存在や・不気味な妖怪や・健気な子供や・
可愛い動物はお好きでしょうか?

上記のうち一つでも心にヒットした方は、是非ともお手にとってページをめくって下さい。
決して損はしないはず。
「千年狐」は、そういう漫画です。

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千年狐~干宝「捜神記」より~作品情報

  • 作者:張 六郎
  • 出版社:株式会社KADOKAWA
  • 掲載誌:月刊コミックフラッパー
  • 巻数:既刊3巻(2020年3月現在)

千年狐~干宝「捜神記」より~ 著者紹介

作者の張六郎さんは、第18回MFコミック大賞受賞者です。
そして受賞作は、この「千年狐」。まさしく本作品がデビュー作です。
そのためか、他の情報はほとんどない方ですが、
ページをめくれば、そんなことはどうでも良くなるほどの
絵と構成の上手さ、そして何よりギャグとシリアスの
絶妙な混在加減で読者を魅了して下さいます。

千年狐~干宝「捜神記」より~あらすじ

中国・晋の時代に千年を生きる狐が住んでいた。
その名は廣天(こうてん)。

神木から作られた華表と呼ばれる柱を友とするこの狐、
実は人間に変化できるという特殊な存在。

ごく稀に、しかし様々な人間達と関わりながらのんびりと生きてきたが、
皇帝の勅命による妖狩りで、自分が人でも狐でもない、王朝の終焉を示す凶兆として
生まれてきたことを知らされる。

人間に燃やされ炭となった華表を伴い旅を続ける内に、千年前に自分と母を襲った事件を
語る存在、鼠の俔(けん)に出会う。

母の最期、そして母の友であった妖狐、阿紫(あし)の思惑とは…。

千年狐~干宝「捜神記」より~3巻のネタバレ

千年狐、出生の秘密

主人公である廣天は、狐の姿の時は口調も行動も間延びしていますが、
人の姿に変化した時は、容姿白皙にして物腰も風雅、博覧強記の官吏さえ敵わない
博識ぶりを見せつけます。

のんびり屋さんの狐と皮肉な美形、この変化時のギャップも見所の一つです。

妖狩りにより親友の神木を焼かれた廣天は、自分が小国の君主と宮女の間に生まれた存在であることを知りますが、鼠の俔から、その母が実は凄腕の武人、宋無忌(そうむき)であったことも知らされます。

『千年狐~干宝「捜神記」より~』3巻より

廣天を山に隠した後、闘いながら城へ戻った母は殺され、それを見た妖狐の阿紫が城を壊し、国は滅びたということも…。

焼かれても生きていた神木→炭片と廣天は、これまでのシリアスな事情もわかって心機一転。
のんびりと旅を再開しようと道の真ん中に飛び出した炭片は、

通りすがりの牛にひかれてバラバラになってしまいます。

喋る炭バラバラ事件

そりゃあもうバラバラになった炭片を前に、思わず狐の姿に戻って泣き叫ぶ廣天。

『千年狐~干宝「捜神記」より~』3巻より

人間から狐への突然の変化に恐れおののいた民衆が投げた石から廣天を庇ったのは、
視鬼(霊を見る)能力を利用しては詐欺を働く、鋭いけれどちょっと間の抜けた少年、

宋定伯(そうていはく)。

伯が紹介する怪しげな医者が治療を施すと、炭片は神木として立派に蘇ります。
まあ、土に埋めて栄養やっただけなんですけど(^▽^)。

感心した廣天は、伯と医者に旅への同行を頼みますが、実は若干15歳と判明した伯くんは、
旅立ちのため親の了承を得ることに。

~今、全てからの解放~

実は、宋一族の祖先は千年前に廣天の母の影武者を務めた男。

見かけ倒しの営業武人や豪傑、豪商など、それぞれ中身は違いますが、概ねそっくりな強面男を輩出するこの一族、世代を超えて狐の精怪に人生を狂わされるという共通点があります。

『千年狐~干宝「捜神記」より~』1巻より

1巻に登場した豪傑・宋大賢は、怪力を誇る妖狐との勝負を経て、

『千年狐~干宝「捜神記」より~』1巻より


武人から饅頭屋に転向してしまいました。

その子孫にあたる伯くんの父、遣り手商人・宋大善も同じく、妖狐と子狐達の談義を盗み見たことにより、かわいい饅頭追求の旅に出てしまいます。

てのひらサイズの妖狐達の襲撃を受ける胡博士は、宋大善の助けを拒み、言い放ちます。

「見てわからんか!?

私は今 すべてから解放されているのだ!!」

『千年狐~干宝「捜神記」より~』3巻より

毛玉好きなら悶絶必至のこのシーン。
ぜひとも実物をご覧ください!!

GO!ブラック冥府へ

本編の鍵を握る妖狐・阿紫が入り浸る冥府は、大帝が治める死者の坩堝。

ただし、舞台は古代中国。まだまだシステム化されておらず、
生死を司る神の気まぐれや取りこぼしで事務作業がどえらいことになったりします。

そのため、昨今では役人ですら運営方針に疑問を感じるブラックぶり。

『千年狐~干宝「捜神記」より~』3巻より

一方、冥府への旅を目論む廣天は、言葉巧みに伯くんに同行を促しますが、
肝心の医者には完ムシされるほどの嫌われっぷり。

粘りに粘って一ヶ月、ようやく外の犬小屋(!)に住まわせてもらいますが、
はたして同行はかなうのか…?

千年狐~干宝「捜神記」より~口コミ・評価

私もう全巻10回は読み返してます(*゚∀゚*)。

言われてみれば廣天ってけっこうすごい生い立ちだけど狐の時はその影が全くない…。

千年狐~干宝「捜神記」より~ まとめ

タイトルにある「捜神記」とは、動物や仙人、神様が登場する中国の短編小説。

「千年狐」は、基本的にこの「捜神記」から抜き出された話をベースにした一話完結タイプの話だったので、2巻から続くシリアス展開に驚いた方も多かったようですが、この作者さんはシリアスでも魅せてくれます。

古代中国を描いた作品は殺伐としたものが多い印象がありますが(個人の感想です)、
この漫画は随所で笑わせてくれるため、全く「殺伐」を感じません。

むしろ「あ、これってこういう意味で言ってたんだ~」という納得の台詞回しと、
非常事態に逃げ惑うモブ達の表情に、作者さんの遊び心が窺えて二度笑えます。

何より、出てくる動物達の可愛さと、それに翻弄される人間達の悶え方こそが
この作品の真骨頂かもしれません。

いよいよ核心に迫ってきた「千年狐」、今後の展開が楽しみです!

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