アニメタ! (5巻)ネタバレ・感想☆ついに劇場アニメ公開!!

漫画
出典:アマゾンアソシエイト

アニメーターになりたい!

その一心でアニメ業界に飛び込んだ主人公が魅せるスポ根ストーリー!

私は元々アニメは全然見ない方だったのですが、数年前ちょっと気になるな~って軽い気持ちで見たアニメにハマった経験があります。

それ以降アニメをちょこちょこ見るようになった流れで『アニメタ!』の存在を知りました。

何となくアニメ業界って低賃金でブラック環境というイメージを持つ人も多いかと思います。

作中にも出てきますが、例えば1枚210円の動画を一日12枚描いて手取り一か月68000円。

・・・・・いやうそでしょ!?生きていけないじゃん。

そんなアニメ業界の課題にも切り込んだ、アニメに命を燃やす人達のお仕事漫画『アニメタ!』の紹介です。

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『アニメタ!』 作品情報

  • 作者    花村ヤソ
  • 出版社   講談社
  • 掲載雑誌  モーニング・ツー
  • 巻数    既刊5巻(2020年3月時点)

作者紹介

作者の花村ヤソさんは、アニメ制作会社のプロダクションI.G(攻殻機動隊シリーズ、ハイキュー!!など)で約十年程アニメーターとして働いていたという経歴があります。

アニメ業界の光と闇を身近で見てきたからこそ描けるリアルを感じられる内容になっていると思います。

説得力が違う。

『アニメタ!』 これまでのあらすじ

そのアニメは、自分の人生を変えてくれた。

アニメーターを目指す主人公の真田幸(さなだみゆき あだ名はユキムラ)は、憧れのアニメを制作した会社、N2ファクトリーの門を叩きます。

なんとか入社できたものの苦難の日々と個性溢れる人達との出会いが待っていました。

低賃金な上、寝る間も惜しんで生活の全てをひたすら描く事に費やす毎日。

新人はまず動画(絵を滑らかに動かす為の作業)を経てある程度力をつけたら原画に進みます。

三ヶ月連続でひと月500枚の動画を描くという鬼ノルマをこなし原画試験を受けたユキムラでしたが、落ちてしまいました。

そんな時に、神と崇める芹澤監督(5巻表紙の人)が現れ、うちで原画マンになる気ない?と誘われます。

一方、ユキムラの所属する7スタでは、ユキムラの上司である九条監督のもとで劇場アニメの制作が進んでおり、こちらも佳境を迎えていて…というところまでが4巻までの(ざっくりとした)話でした。

ユキムラを直接指導するアラサーの先輩フジ子ちゃん、同期のまりあ、ぶっきらぼうだけど優しい九条監督など、ユキムラが出会う人達のそれぞれの立場で悩みながらアニメに向き合う姿もとっても読み応えあります!

専門用語も作中で丁寧に解説されており、私はアニメでよく見かける”○○製作委員会”の謎がようやくとけました…。 

『アニメタ!』 5巻ネタバレ

ユキムラが選ぶオノは

九条監督とユキムラ

芹澤監督から突然スカウトを受けたユキムラは悩みます。

芹澤監督の元でアニメ制作に携わることはユキムラの最終的な夢でもありました。

しかし、まだまだヘタクソな自分が芹澤監督の元へ行っていいのか、今まで面倒みてくれた九条監督やフジ子さんにも申し訳ないと葛藤します。

金のオノ芹澤監督か銀のオノ九条監督かで揺れる中、ユキムラも参加した劇場アニメ「カリソメ」が完成しました!

ちなみにヘタクソなユキムラがなぜスカウトされるのかは、彼女の動体視力の良さや動画を立体的に描けるセンスを持っている等理由がこれまでの巻できちんと描かれています。

試写会のスクリーンで自分が初めて描いた本番動画、そしてエンドロールの自分の名前を見て(ここ泣けます)ユキムラが選択したのは、普通のオノでした。

ユキムラは原画試験に落ち九条監督がいる7スタにもいられなくなるという状況に追い込まれてもいたのですが、たとえ九条監督の元でなくても今の会社に残り原画マンを目指すと決意します。

どっちが正解なんていうことではないですが、私はユキムラの性格上この選択をするだろうと思ったので、ああ良かったと思ったのが正直な感想です。

私はこのバカがつくほど真面目な熱血主人公を応援してます。

そしてここまで熱くなれるものがあるって羨ましいとも思ってしまうのです。

フジ子の思い

フジ子ちゃん

ユキムラが直接指導を受ける先輩のフジ子ちゃんは動画検査(動画が滑らかに動くかチェックする作業)のプロです。

彼女もユキムラと同じようにかつて原画試験を受け、原画として歩み出したもののなかなか芽がでず悩んでいたところ、九条監督に動画のセンスを買われて動画検査の道に進んだという過去があります。

よくアニメの動きを「ぬるぬる動く」なんて言ったりすることがあるかと思いますが、エンディングの動画や動画検査の人まで注目する視聴者はほとんどいないんじゃないでしょうか。

どうしても、監督や声優、キャラクターデザイン、原画など目立つ立場の人に注目が集まります。

絵がド下手くそ状態だったユキムラが一年で原画試験まで辿り着いたのを見てきたフジ子ちゃん。

なりたいものになれるのはなろうとした人間

『アニメタ!』5巻より引用

この彼女のセリフ、5巻で一番印象に残りました。

なりたいものになれなくても動画検査として鬼と化すフジ子ちゃんはめちゃくちゃカッコいいということを声を大にして言いたい!

フジ子ちゃんは仕事はものすごく出来るけど諦めとどこか割り切っているような印象を持ってましたが、この巻で吹っ切れた感じです。

いいぞーーお見合いなんかしとる場合じゃないです!笑

まりあの選択

フジ子ちゃんとまりあ

ユキムラの同期まりあ(美少女)は唯一原画試験に合格した才能溢れる期待のかかる新人です。

アニメーターとして早く上に行きたい彼女は、ユキムラの代わりに九条監督がいる7スタに入れて欲しいと直談判していました。

試験合格でその通りになるかと思ったら九条監督から直球質問が。

お前は何がしたいんだ?描いている時楽しかったか?

『アニメタ!』 5巻より引用

原画マンに向いてないと言われ、ちょうどキャラクターデザインの話がきていたので受けるか迷っていたまりあですが、ここで彼女の師匠の浅石さんが背中を押します。

この浅石さん、私が一番好きなキャラかもしれません。後輩の良いところを褒め、時に厳しく指導し、大体いつもニコニコしているんですけど、ユキムラにも良いアドバイスしたり本当に拝みたくなるぐらい人間出来てんなあ〜と思ってます。

何はともあれ、キャラクターデザインの仕事を引き受けることにしたまりあ、漫画家の母との関係にも悩んでいましたが良い方向に進んでいきそうです。

彼女がアニメの道に進んだのは母親の為でもあるので。

そしてまりあがキャラクターデザインを引き受けたということは、ユキムラが7スタで原画マンになる道はまだ残されているということです。

ところでユキムラもまりあも普通に会社サボったりしてるんですけど(夜逃げする奴もいる)、アニメ業界てそんなルーズなもんなの!?とツッコみたくなります笑。

もちろん全ての会社がそうではないと思いますけども。

ついに劇場アニメ公開!

映画「カリソメ」、資金難でクラウドファンディング募ったり、公開前にしてエンドロールに出資者の名前が抜けていることが発覚(!!)したり何度も迫られるヤバいを通り越して修羅の状況を何とか打破してようやく公開にこぎつけました。

しかし、公開してしまえば今度は興行収入という壁が立ちはだかります。

邦画業界では10億いけば御の字と耳にすることもありますけど、監督の初作品で知名度もまだまだ、宣伝にもそれ程お金がかけられないとなると現実は結構厳しいようです。

コアなファンだけでなく、一般層までどうやって届けるか。

これは宣伝の戦略の話にもなるかと思いますが、最近はSNSの発達によって口コミでヒットする作品もあります。

しかし、そういう作品が年に何本も出ているかというとそうでもない印象です。

私も気になった作品はなるべく映画館に通うようにしてますけど、それでも正直なところどれだけ評判良くても興味無い作品にお金と時間をかける気にはならないし。

ユキムラも何回も映画館に通い、じわじわとランキングを上げていく「カリソメ」、15億を突破します。

心を込めて作った作品は伝わる、世の中の作品の持つパワーを届けたいという作者さんの思いが伝わってくる気がします。

そしてユキムラの7スタで原画マンになる夢への茨の道は続いていきます!

『アニメタ!』 Twitterでの口コミ・評価

マンガ大賞を受賞したって不思議ではない。

完全同意です。それぐらい面白いです。

最近アニメーション制作を取り扱った作品が話題になっているので、この流れに乗ってほしいです!

『アニメタ!』 5巻まとめ

ユキムラがアニメーターとしての大きな一歩を踏み出した巻だったと思います。

本当に面白い!!

一見スポ根ものにも見えるんですけど、努力して上に上がる人っていうのは本当に一握りでそうでない人達の描かれ方、仕事の向き合い方などアニメ抜きにしても非常に読み応えあるし眩しすぎて目がくらみます。

アニメ業界が抱える人材育成や低賃金ブラック環境などの問題は、私も正社員にして固定給化すればいいじゃんと単純バカなので思ってしまったのですが、そんなシンプルにはいかないようです。

現在放送中のTVアニメ『映像研に手を出すな!』や映画『SHIROBAKO』など、アニメーション制作の裏側を取り扱った作品が話題になってます。

それぞれ特色が違ってどれも別ベクトルの魅力があります。

ちなみに私は『アニメタ!』きっかけでTVアニメ版の『SHIROBAKO』視聴して泣きました。。

アニメが好きな人もそうでも無い人も少しでも気になった方は是非『アニメタ!』オススメです!

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