「のほほん雑記帳」要約・感想☆大槻ケンヂの爆笑面白エッセイ☆

エッセイ

「大槻ケンヂ」といえば、ロックバンド「筋肉少女帯」のボーカルとして有名な人ですよね。私は、「筋肉少女帯」がメジャーになった90年代にこのバンドのことを知りました。

特にロックに興味のないふつーの学生だった私は、

なんか変な恰好した、変な歌詞を絶叫する、変なバンド

くらいの認識しかありませんでした。

特にボーカルの大槻ケンヂなんて、「別世界に住む人」だと思っていましたよ。

ところが、数年後、この「のほほん雑記帳」を読んで、びっくりしました。

えっ?大槻ケンヂってこんな人だったんだ!?・・と。

そこにいたのは、なんとなく生きづらくて、毎日が不安で、小心者でオタクな、自分そっくりの人・・。

全く違う世界の人だと思っていた大槻ケンヂが一気に身近な人になった瞬間でした。

この「のほほん雑記帳」は筋少ファンはもちろん、全く筋少のことを知らない人でも楽しめるエッセイです。特に、オタク気質でサブカルチャー好きという人にはたまらない内容になっております(笑)

ぜひ、大槻ケンヂの独特の世界観をお楽しみください!

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

U-NEXTの無料トライアル登録はこちら!

作品紹介

『のほほん雑記帳(のおと)』角川文庫

大槻ケンヂのエッセイ集として初めて出版された本です。

単行本は、1992年宝島社より刊行されました。

単行本に加筆・修正した角川文庫版が1997年に刊行されました。

「のほほん雑記帳」大槻ケンヂって一体なんだ‼

引用元https://pixabay.com/

ロックバンド「筋肉少女帯」のボーカリストとして知られる大槻ケンヂですが、彼は、音楽の活動以外にも様々な分野で活躍している多才な人です。

エッセイ、小説、評論などの著書多数、俳優、ラジオのパーソナリティとしても活躍しています。

また、この「のほほん雑記帳」を読んでみるとわかるのですが、彼が取り上げているジャンルの範囲の広さがすごいです。

UFOやオカルト、格闘技、映画、本、あらゆるサブカルチャー的なもの・・。

とりあげている本の種類も、純文学からB級本まで、盛り沢山というか、ぐちゃぐちゃというか(笑)

そして、この猥雑さを、音楽やエッセイ、小説など、私たちが楽しめるエンターテイメントに昇華することができるというのが、この人のすごさだと思います。

人が創作ということを始めるには、その人の中に物を作り出すだけの蓄えが必要だ。蓄えは人によってちがっていて、それはその人の読んできた本の数々であったり、映画であったり、マンガだったり、絵画だったり、詩であったりする。

様々なものを「蓄え」続けてきた大槻ケンヂ。現在でも彼がマルチに活躍している理由がわかりますよね!

「のほほん雑記帳」「のほほん的生活」ってなんだ‼

引用元https://pixabay.com/ja/

さて、このエッセイ集のタイトルになっている「のほほん」という言葉ですが、ふつうは「のんびりしている」とか、「物事にこだわらない」とかそんなイメージだと思います。

では、このエッセイは、そんなのんびりした毎日を描いたエッセイなのか、というと、

全く違います。

どちらかというと、「のほほんとした生活を送りたいのにそれができず、戦う毎日を描いた」エッセイです。

大槻ケンヂ自身があとがきで書いています。

それにしてもこれを読むと、ボクがいつも何かに怯え、過去を後悔し、あちこちに謝ってばかりいる小心者だということがよくわかって面白いのです。ちっともノホホンとなんかしていない。

しかし、この感じに共感できるという人のほうが多いのではないでしょうか?

エッセーのほとんどは、オバカな日常や奇妙な人のことを書いた面白話なんですが、同時にちょっと切なくなって、泣けてしまうのは、根底にある彼の「漠然とした不安」に共感してしまうからかなあと思います。

バンドメンバーの奇行を描いた爆笑エッセイがあるかと思えば、かつての恋人D子さんとの思い出を書いた切ないエッセイもあり、泣き笑い必至ですよ!ぜひ読んでみてください。

「のほほん雑記帳」大槻ケンヂ流読書ってなんだ‼

引用元https://pixabay.com/ja/

読書家としても知られている大槻ケンヂ。この本の後半は、ほぼ、彼のオススメの本を紹介する書評コーナーになっています。音楽を紹介するページもありますが、書評ページの4分の1くらいです(笑)

ちなみに大槻ケンヂにとっての面白本の基準とは、

授業中隠れて本を読んでいるのが見つかって、教師に読んでいた本を取り上げられたとき、

その本のために教師をなぐれるか

だそうです。

で、この基準を満たした、大槻ケンヂオススメ本のラインナップが、ものすごいんです。

「江戸川乱歩」や「横溝正史」、「夢野久作」の、なんだかおどろおどろしい小説たちが紹介されたかと思えば、

江戸川乱歩『パノラマ島奇談』↓

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

横溝正史『犬神家の一族』↓

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

夢野久作『ドグラ・マグラ』↓

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

「椎名誠」や「中島らも」のほっこりエッセイが登場したり、

椎名誠『日本最末端真実紀行』↓

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

中島らも『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』↓

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

「寺山修司」や「太宰治」が来たかと思えば、なぜか・・

寺山修司『家出のすすめ』↓

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

太宰治『晩年』↓

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

モンゴメリーの「赤毛のアン」・・⁉

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

とても一人の人間が選んだものとは思えませんね。

友人の部屋に、これらの本が一緒に並んでる本棚があったらちょっとコワイかも・・。

でもこの「カオス」な感じが大槻ケンヂの魅力かもしれませんね。

他にもちょっと変わった本が多数紹介されています。気になったものをぜひ読んでみてください!

「のほほん雑記帳」いつか我々にのほほんの日々を

引用元https://pixabay.com/

2年位前に読んだ、「うつヌケ~うつトンネルを抜けた人たち~」(KADOKAWA)という本の中に「大槻ケンヂの場合」という章がありました。(「うつヌケ」は自身もうつを患った経験のある漫画家、田中圭一が様々な「うつを抜け出した」人々に取材して描いたコミックエッセイです。)

電子書籍・マンガ読むならU-NEXT!初回600円分無料 | U-NEXT
電子書籍読むなら<ユーネクスト>お得なキャンペーン実施中!漫画・小説など、多彩なジャンルの電子書籍コンテンツが、充実のラインナップ!あらゆるデバイスで楽しめる配信サービスです。

大槻ケンヂがうつ病を患っていたというのは、結構有名な話らしいのですが、私は知らなかったので少し驚きつつも、納得しました。

「のほほん雑記帳」は彼がうつ病を発症する前に出版されたものだと思いますが、このころから「強い不安」という言葉が何度も出ています。

やはり90年代に「筋肉少女帯」が一気にメジャーとなったというのは、大槻ケンヂにとってかなりストレスのかかるものだったんですね。

しかし、そこから逃げずにこつこつと「不安と折り合いをつけて」きた大槻ケンヂは本当にすごいと思います。

最近、大槻ケンヂのインタビュー記事やネットのラジオ番組を聴く機会があったのですが、なんだかとても楽しそうな感じが伝わってきました。

彼がずっとめざしてきた、「のほほん生活」に近づいているのかなあと私までなんだかうれしくなります。

私も「のほほん的人間」めざしてがんばろう。

皆さんにもいつかのほほんの日々を。

「のほほん雑記帳」作品の評価・口コミ

活動休止などを乗り越えて、現在も活躍している「オーケン」の姿を見るとほんと、すごいな、って思います。

ほんと、この方のいろいろなものを取り入れて作品に昇華していく能力はすごいですよね~。このエッセイは、その過程が見られるので面白いです!

「のほほん雑記帳」まとめ

引用元https://pixabay.com/

50代になってなお、「ロック」の第一線で活躍している、「大槻ケンヂ」の原点がわかる、この「のほほん雑記帳」。

おばかで、少し切なくて、でも生きる力がわいてくる、素敵な本です。

「のほほん生活」にあこがれるすべての人にオススメします‼

「のほほん雑記帳」の半分くらいのところにある大槻ケンヂの「平成文士コスプレ写真」が超面白い。ぜひ見てくださいね↓

U-NEXTの無料トライアル登録はこちら!

コメント

タイトルとURLをコピーしました