祝祭と予感 あらすじ・感想☆文庫はいつ?世界観や魅力をご紹介

小説

2016年に刊行され、『第156回直木三十五賞』と『第14回本屋大賞』のダブル受賞を果たし、映画化や漫画化までされた大ヒット作【蜜蜂と遠雷】のスピンオフ短編集となる【祝祭と予感】
前作での魅力的な登場人物達は多くのファンに愛され、続編が待ち望まれていました。
そして、約三年の時を経てファンと登場人物達との再会を叶えた今作では、前作のストーリー後の登場人物達の姿や、過去の出来事にスポットを当てておりファン必見の一冊となっています!
そんな、話題作である【祝祭と予感】のあらすじや見どころを感想も交え紹介していきます!

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【祝祭と予感】 作品紹介 

  • 作者:恩田陸(おんだ りく)
  • 出版社:幻冬舎
  • 初版:2019年10月2日

前作は【蜜蜂と遠雷】

前作の【蜜蜂と遠雷】は、3年に一度開催される「芳ヶ江国際ピアノコンクール」が舞台となって、4人のピアニスト達がコンクールを通して様々な苦悩や挫折を乗り越えようとする人間模様を描いた内容となっています。
「小説から音が聴こえる」という文章表現と、魅力的な登場人達により大きな話題作となった本格ピアノ小説です。

スピンオフとは?

今作で描かれるスピンオフとは、いわゆる「外伝」と呼ばれる物語です。
各登場人物の過去のお話や、作中に登場した曲のルーツに迫るなど、前作のストーリーには直接影響は無いものの、スピンオフを読む前と後では、前作の読み方も変わってくると思います。
また、主要の登場人物だったピアニスト以外にも、彼らを支えたサブの登場人物達にも多くスポットが当たっており、読みごたえのある一冊となっています。

【祝祭と予感】 作者紹介 恩田陸(おんだ りく)

  • 1964年 青森県生まれ
  • 1991年 【十六番目の小夜子】で作家デビュー
  • 1997年 会社員から専業作家へ転身
  • 2005年 【夜のピクニック】で、第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞
  • 2006年 【ユージニア】で、第59回日本推理作家協会賞を受賞
  • 2007年 【中庭の出来事】で、第20回山本周五郎賞を受賞
  • 2017年 【蜜蜂と遠雷】で、第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞を受賞
  • 直木賞と本屋大賞のダブル受賞および同作家2度目の本屋大賞受賞は、史上初
  • 2019年 【祝祭と予感】を刊行
  • 代表作:【十六番目の小夜子】【夜のピクニック】【蜜蜂と遠雷】

【祝祭と予感】 全6篇のあらすじと見どころ

【祝祭と予感】は全6篇の構成となっており、それぞれの物語で主役となる登場人物が異なっています
その6篇全てのあらすじと見どころを紹介していきます。

①あの3人のその後【祝祭と掃苔】

登場人物:「栄伝亜夜(えいでん あや)」「風間塵(かざま じん)」「マサル・カルロス・レヴィ・アナトール」

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前作のストーリーで核となった、同年代3人のコンクール後の物語です。
激戦だったコンクールを終えた3人は、幼少期の頃に亜夜とマサルにピアノを教えていた先生のお墓へとお墓参りに行きます。
そこで、コンクール明けの解放された雰囲気の中、それぞれが今後ピアノでやりたいことなどを話している場面では、未来を真っすぐ見つめる若者達の自由な姿が描かれており、明るく前向きな気持ちで読むことができます。
前作では緊張感のある場面が多かった分、こういったほのぼのとした物語が読めるのはスピンオフならではの楽しみです (^^♪

② 恋は友情へ【獅子と芍薬】


【祝祭と予感】 登場人物:「ナサニエル・シルヴァーバーグ」「嵯峨三枝子(さが みえこ)」

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マサルの師匠であるナサニエルと、コンクールで審査員を務めていた嵯峨三枝子の過去の関係に迫った物語です。
二人がまだ十代だった頃、大きなコンクールで決勝を争うことになり、それが初めての出会いとなりました。
そのコンクールでの意外な結末により二人は互いを認め、意識し合うようになり、やがて結ばれます。
国籍の違う二人は互いのどこに惹かれ合い、そしてなぜ【蜜蜂と遠雷】の時には別れていたのか
儚くも美しい、音楽によって結び解けた大人の男女関係をぜひ体感してください!

③ 「春と修羅」誕生秘話【袈裟と鞦韆】

【祝祭と予感】 登場人物:「菱沼忠明(ひしぬま ただあき)」

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コンクール本選での課題曲「春と修羅」の作曲をした菱沼忠明の物語です。
宮沢賢治の「春と修羅」を題材に作られているこの曲には、一人の男性の存在が大きく関わっていました。
その男性とは、菱沼忠明の教え子で、家業を継ぎながらも作曲に打ち込む「小山内健次(おさない けんじ)」という青年でした。
なぜ彼の存在が名曲を生み出すきっかけとなったのか。
『この曲を二人のケンジに捧げる』
この言葉の意味は読み終えた方にだけ分かると思います
この物語を読んでから【蜜蜂と遠雷】の演奏シーンを振り返ると、曲に対しての深みが増し、新たな感情が沸き上がってくると思います。
涙無しでは読むことができない一遍です (´;︵;`)

④ 師弟愛【堅琴と葦笛】

【祝祭と予感】 登場人物:「マサル・カルロス・レヴィ・アナトール」「ナサニエル・シルヴァーバーグ」

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マサルとナサニエルが出会い、師弟になるまでの様子を描いた物語です。
マサルがまだ別の人を師匠としていた時、その師匠の考え方や音楽感が合わず、自分の才能が伸び悩んでいるのを感じていました。
そのことをナサニエルに打ち明けると、彼はマサルをジャズクラブへ連れて行ったり、ピアノ以外の楽器もしたほうが良いなど、型破りな励ましやアドバイスをします。
そんなナサニエルに好感を持ち、新たな師匠にしたいと思うマサルはとんでもない方法で現在の師匠に嫌われようとします
まだ幼い無邪気なマサルと、自由であり、かっこいい大人のナサニエルが師弟の絆を築くまでのやりとりは、読む人をほっこりさせる暖かい内容となっています (^^)

⑤ 運命のヴィオラ【鈴蘭と階段】

【祝祭と予感】 登場人物:「浜崎奏(はまさき かなで)」「栄伝亜夜(えいでん あや)」「風間塵(かざま じん)」

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コンクールで亜夜の付き添いをし、姉妹のような関係にある浜崎奏が、楽器転向をする際に使用するヴィオラを選ぶまでの物語です。
候補となる3つのヴィオラから自分に合う物をなかなか決めきれずにいた奏の元に亜夜から電話がかかってきます。
塵の居候先のヴィオラ奏者がたまたま弾いたヴィオラから「奏の音がする」と言い、奏にその音を聞かせます。
そうして異国の地にある新たなヴィオラとの出会いが生まれます。
奏とヴィオラの繋がりを運命的に描いており、この世には結ばれるべくして結ばれる物の存在があるということを読者に伝えたいように感じました
演奏者と楽器との密接な関係性は前作ではなかった視点なので、新鮮な気持ちで読むことができます!

⑥神の子との出会い【伝説と予感】

【祝祭と予感】 登場人物:「風間塵(かざま じん)」「ユウジ・フォン=ホフマン」

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伝説の音楽家のホフマンと音楽の神に愛された風間塵との出会いを描いた物語です。
前の晩に、ある屋敷で演奏をしていたホフマンが、朝起きて書庫へ向かう途中にピアノの音が聴こえてきます。
そのピアノを弾いていたのが幼き日の風間塵でした。
まったく調律されていないピアノにも関わらず、前の晩にホフマンが一度だけ演奏した曲を完全に再現する塵の才能にホフマンは感動します。
そうして出会った二人の存在が、後のクラシック業界に波乱を呼び起こす起爆剤となるのです。
【蜜蜂と遠雷】ではキーマンであるにも関わらず、すでに亡くなっていたことからあまり描かれなかったホフマンの生前の姿を知ることができ、ワクワクが止まらない一遍となっています (^^♪

【祝祭と予感】 文庫化はいつ?

未だハードカバーと電子書籍での販売しかない【祝祭と予感】ですが、文庫化はいつになるのでしょうか?
前作の【蜜蜂と遠雷】は2016年9月23日に刊行され、文庫化は約3年後の2019年4月10日となっています。
ロングセラーとなったことから文庫化までの期間が長かったようですが、通常の書籍の文庫化にかかる期間は約2年ほどとなっています。
このことから、【祝祭と予感】が文庫化するのは早くても2021年の中旬頃になると予想されます。
もう少し待つ必要がありそうです (^^;

【祝祭と予感】 感想や評価

前作を読まれている方からの評価も高く、音が聞こえてくる文章も健在です
私も【祝祭と予感】で登場人物一人一人に精密な設定があることを知ってから【蜜蜂と遠雷】を読み返すと、より深く物語を理解することができ、新たな作品の魅力に気付くことができました!


【祝祭と予感】 最後に

いかがだったでしょうか?
【蜜蜂と遠雷】という大ヒット作の次となる作品に作者の恩田陸さんもプレッシャーを感じていたと思いますが、登場人物達の生き生きとした姿や、情景の描写は決して読み劣りしない出来となっています。
6篇全てをを読み終えた後には、ぜひもう一度【蜜蜂と遠雷】を読み返していただきたいです。
【祝祭と予感】以降の続編が出るのかはわかりませんが、今後の恩田陸さんの作品にも注目です。

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画像引用元 https://unsplash.com/

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